インフルエンザ対策

2020年01月10日

ウイルスを持ち込まないために

基本的には手洗いでかなりの感染が防げるといわれています。
出勤・帰宅など出先から会社、施設、自宅などに入ったら、すぐに必ず『衛生的手洗い(※)』を行いましょう。

衛生的手洗いとは

具体的な手洗い方法は、次のリンクを参照ください。
感染予防のための「手洗い」方法
皆さまが日常行っているであろう手洗いは、通過菌叢の一部を除去するだけです。
10秒揉み洗い、15秒流水で洗浄を2回(推奨)行う衛生的手洗いを行い、ウイルスの持ち込みを防ぎましょう。
【日常手洗い】通過菌叢の一部を除去
【衛生的手洗い】通過菌叢のすべてを除去(10秒揉み洗い、15秒流水で洗浄を2回推奨)
【手術的手洗い】通過菌叢のすべてと常在菌叢を可能な限り除去

インフルエンザ予防の第一歩は

インフルエンザワクチンの有効性インフルエンザワクチンの有効性については、前回記事にあげましたが、感染リスクが1/3になると言われており、非常に有効な対策の一つです。
早期のうちに予防接種を受けましょう!
なお、インフルエンザワクチンは、接種後から効力が発揮されるまで約2週間かかり、その後、約5カ月間効力が持続します。

咳エチケット

インフルエンザをはじめとして、咳やくしゃみの飛沫により感染する感染症は数多くあります。
「咳エチケット」は、これらの感染症を他人に感染させないために重要です。
下記の3つのポイントを実践しましょう。
特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践が必要です。

①マスクを着用する。
 マスクをつけるときは取扱説明書をよく読み、正しくつけましょう。
 鼻からあごまでを覆い、隙間がないようにつけましょう。
 ※他にもマスクには接触感染予防にたいしても有効性があります。
②ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う。
 口と鼻を覆ったティッシュは 、すぐにゴミ箱に捨てましょう。
③上着の内側や袖(そで)で覆う。
 もし、掌で覆ってしまった場合は、物には触れずにすぐに手を洗いましょう。