インフルエンザ・ノロウイルス等の施設内感染を出さないために1

2019年02月01日

インフルエンザ、ノロウイルスなど感染症が施設内で発症してしまった際、利用者様の健康、スタッフの勤務、施設運営に大きな打撃を与えます。
そうならないためにも、どのような対策ができるかをまとめました。
実際の事例も紹介しています。

予防接種

インフルエンザ、肺炎球菌をはじめ、感染予防対策には、予防接種が有効な場合があります。

インフルエンザ予防接種の例

ある特養ホームにて、12月の末にインフルエンザが発生しました。
スタッフ、利用者を含め約15名が感染。利用者1名が入院されるという状況になりました。

原因
12月の上旬から、順次、利用者、スタッフが接種を開始。しかし、全員が接種完了したのは12月中頃でした。
予防接種の効果が表れるのは、インフルエンザ予防接種の場合、約2週間後のため、接種のタイミングが遅かったことが原因の1つだと考えられます。
対策
早期接種に努めましょう。
ちなみに接種後の効果は約6カ月持続しますので、そのシーズン中は有効と言われています。

次は、スタッフの健康管理について