感染経路を遮断する

2018年08月29日

感染経路の遮断

前回、感染経路別の対策をお伝えしました。
感染経路別の対策をきちんと取ることで、感染リスクを軽減できます。
そして、感染経路を遮断するためには、感染経路別の対策に加えて、感染源を
①「持ち込まない」
②「広げない」
③「持ち出さない」
ことが大切です。

①感染源を持ち込まない

人の出入りが多ければ多いほど、感染源を持ち込むリスクが高くなります。
菌を保有する人や、手指に菌を付着させた人が、施設内に入ってしまうと、感染源を持ち込んでしまいます。

感染症が流行している時期はマスクをしたり、手指の手洗いをしてから施設内に入るよう、施設を出入りする人全てに対し徹底することで、感染源の持ち込みを防ぐことができます。

②感染源を広げない

感染源を広げてしまう原因として、菌を保有する人が咳、くしゃみをすることで、空気感染又は飛沫感染をさせたり、菌を付着させた手指で施設内の備品等を触り、接触感染させることで、感染源はどんどん広がります。
広げないためには、感染経路別の対策が重要です。
感染経路別の対策はこちら

③感染源を持ち出さない

感染源を持ち出さないためには、菌が付着しているものは、施設外に持ち出さず、その施設内で処理することです。

感染源を処理するために使用したマスク、手袋などはもちろんのこと。
菌が付着しているかもしれないエプロンやリネンなどを、施設外へ持ち出して洗濯したりしていませんか?
菌が付着しているかもしれない備品等を拭いた清掃用具を、そのまま施設外へ預けたりしていませんか?

菌が付着しているもの、菌が付着している可能性のあるものは、施設外に持ち出さず、その施設内で洗濯等を行うことが必要です。

介護施設における感染対策

高齢者介護施設における感染対策マニュアル(平成25年3月厚生労働省公表)では、介護施設における感染対策について、次のように示されています。


(高齢者介護施設における感染対策マニュアル(平成25年3月)より抜粋)

厚生労働省が公表する「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」においても、「持ち込まない」、「広げない」、「持ち出さない」ことに重点が置かれています。